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2016年山東の旅-その1

写真①4月30日から5月6日まで、いつもの老螳螂拳研究の旅に行ってきました。去年は1月に上海へ行ったので、山東へは2年ぶりの旅になりました。
新しい「煙台蓬莱国際空港」に大牟田君と降り立ったところから、今回の旅が始まりました。

今回の目的は莱陽で武術交流をすることでしたから煙台は経由地なのですが、ここ煙台は老螳螂拳の巣です。何もしないわけには行きません。そこで以前ご縁を頂いた張福州老師との再会を期待して、ノーアポ且つ場所もはっきりしない中、事前に仕入れた情報と大牟田くんの記憶を伝手に、老師が練習していると言う公園を目指します。

写真②公園の目指す場所には工事中の柵もあって自由に歩くことできません。それらしい場所も見つからず、諦めかけた時、明らかに武術の練習場所だろう!と言う怪しい場所を発見しました。夕方のせいもあって周りには人が見当たらないので、翌日の朝に期待することにしました。
いつも訪れているスーパーに寄った後、夕食で餃子を食べられる食堂に向かいました。知っている街には、どこに行けば何があるか分かるので安心です。

翌朝早く昨日の場所を訪れますが、やはり誰もいません。ダメかなとウロウロして戻ってくると、圧腿をしている方がいらっしゃいました。張老師の事を伺うと、ピンポーン!お弟子さんでした。工事中の柵を躱しながら公園の奥へ進んで行ったその先で、張老師と夢の再会を果たすことができました。
以前の練習場所は工事で使えなくなっているようで、お弟子さん達が鍬を持ち寄って練習場所を開墾していました。

大牟田君は張老師から以前教えていただいた刀の型を見ていただき、私と彼で普段練習している拍案拳を見ていただきました。我々はGパンと革靴のいでたちに加え、列車の時間が迫る中の30分程度の交流でしたが、拍案拳の手法とリズムは大変勉強になりました。

老師が「やってみろ」と言えば、習ったものを演じる事は必須です。こんな事が信頼を得る第一歩となります。まさに大牟田君が演じた刀術は、張老師の信頼を得た瞬間だと思います。
張老師の拳は本当に飾りのなく、老螳螂拳にふさわしい風格をお持ちです。暫く体調を崩されていたと聞いていましたが、お元気になられたようです。

この王国典系の螳螂拳は、朱呉村に伝わった孫元昌老師の系統で、大変大きな価値のある派です。次回は是非時間を取って、教えを請いたいと思います。

Comments

Comment from さめ
Time 2016 年 5 月 14 日 at 12:31 AM

映像を拝見させていただきました。ありがとうございます。
雰囲気がよくわかります。

Comment from 大牟田
Time 2016 年 5 月 14 日 at 4:15 PM

レポートありがとうございます。
本日、私が撮影した分の写真お持ち致します。
あの写真も無事に画像化できました。

Comment from カス★トロ
Time 2016 年 5 月 16 日 at 1:48 AM

まさに「ご縁」というものを感じるエピソードでございます。また、張老師の乱門刀の映像を拝見させていただき感慨ひとしおです。今後の旅の展開にわくわくいたします。「その2」心待ちにしております。

Comment from まめや
Time 2016 年 5 月 20 日 at 9:29 AM

レポートありがとうございます。スケジュールがきっちり固まっていなかった分、面白い旅になられたようですね。

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