日本老螳螂拳研究会

王志強先生より連絡があり、中国側の事情での出国許可が下りないとの連絡がありました。
詳細は不明ですが、8月30日予定の螳螂拳・八卦掌の体験講習会は中止とさせていただきます。楽しみにしていた皆さんには申し訳ありません。
今後イベントの際は改めてお誘いさせていただきます。（2025/7/1追記）

  この度王志強老師のご厚意により、日本はもとより、中国でもなかなか交流することができない山東省膠東地区に伝わる名拳に触れる機会をいただくことができました。今後の皆様の修練や探求に結びつけるきっかけになればと思います。

　以下の通りご案内しますので、参加をお待ちしています。

１．講師：王志強老師（山東省煙台人　螳螂拳；郝家門螳螂拳郝恒信系第四代、八卦掌宮宝田系第四代）

２．日時：８月３０日（土）　１２：３０～１７：００

３．場所：東京都内体育施設

４．学習内容（予定）

　①螳螂拳グループ：郝家門螳螂拳套路「穿枝」第一段

　②八卦掌グループ：宮宝田系八卦掌基本姿勢と基本手法

　①②共通 ：郝家門十二剣字

５．会費：３，０００円（会場費含む）

６．運動できる服装、室内用運動靴、タオルなど持参下さい

＊剣の学習を行いますので、各人使い慣れた練習用の剣又は剣の代替になるモノを持参下さい。

７．主催：日本老螳螂拳研究会、バランスアカデミー日本雲游拳房

８．申し込み、問合せ

　 日本老螳螂拳研究会（[email protected]）宛にメール、又はfacebook掲載イベント情報にお名前と希望学習をお知らせ下さい。追って日程、会場等についてご連絡させていただきます。

＊会場のキャパから２０名程度で実施を予定しています。申し込み多数の場合は先着順とさせていただくことをご了承下さい。

＊終了後は、王先生を囲んで懇親会を考えています。ご検討の上、参加の可不可をお知らせください（費用は別途）。

　季昭華老師は、昨年１２月に台北に於いて、「季氏八極拳」を再版されました。

　SNSではこの素晴らしい書籍を以下の様に紹介しています（意訳であることご承知おきください）。

　「季昭華先生が再版したその著書『季氏八極拳』は、伝統武術の精華を集めた傑作です。八極拳は中国武術の重要な流派の一つとして、独特な発力方式を用いる剛猛な拳法であり、独特の滑らかな歩法を用いる事で有名です。季先生が深く鍛練した武術の基礎と長年の教学経験から、この古い武術伝承を新しい視点で現代の武術愛好家に提示しています。
　『季氏八極拳』は武術の専門家や武術を深く愛好する人だけでなく、中国の伝統文化や武術に興味のある一般の読者にもぴったりの一冊です。季先生は著書の中で、多くの写真を用いて詳しくその手順を説明しており、学習者にとっては直感的で分かりやすい解説をしています。特に武術を練習するための正しい態度とその方法を強調しており、読者には技術の向上を追求するのと同時に、武徳の育成と心の修練にもっと注意を払うように述べています。　
　この本の再出版は、季先生の長年の教学成果の総括であり、八極拳という古い武術を伝承する重要な内容が書かれています。現代社会において人々が健康的な生活を追求し、伝統的な文化を重視するにつれて、武術はますますスポーツと伝統文化遺産として全世界の人々から注目を集めています。『季氏八極拳』は、武術界に新しい風をもたらしただけでなく、多くの武術愛好家に八極拳の学習と研究の為に貴重な資料を提供しているのです。
　『季氏八極拳』は全ての武術愛好家が所蔵するのに値する本です。武術の初心者であれ、経験豊かな武術家であれ、貴重な知識とインスピレーションを得ることができます。一緒に季昭華先生の足跡を追って八極拳の奥深さを探究し、体験しましょう。」

　２０２４年２月２５日、季昭華老師の再来日を歓迎して東京で行われた武術論壇のダイジェスト版です。

　この日は季老師をお迎えして、３０名以上の日本拳友の方々が集まりました。１９名の日本を代表する先生方の演武及び、３組のそれぞれの門派の実技を交えた鍛錬または学習成果の発表を行った後、季昭華老師による季氏八極拳小架及び実技を交えた解説、更には日本側の参加者の季氏八極拳に対する質疑応答と、あっという間に有意義で楽しい３時間が過ぎました。

　その内容は、５月に発売予定の「月刊秘伝」６月号に掲載予定です。