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山東武術螳螂拳の広告掲載

 日本武術太極拳連盟の機関誌「武術太極拳(5月発行号)」に「山東武術螳螂拳」の広告を掲載頂きました。

 同連盟は公益社団法人として、各県のスポーツ協会と連携し、スポーツ武術の普及に尽力されています。

 連盟の活動内容は、現在も規定套路や太極拳の演武競技が中心となるようですが、拙著をきっかけにして山東武術螳螂拳に興味を持ち、伝統武術を目指す方々の一助になれば幸いと考えます。ご一読をお勧めします。

公益社団法人 日本武術太極拳連盟 公式サイト (jwtf.or.jp)

武術太極拳連盟の機関誌
山東武術螳螂拳広告

季氏八極拳伝人、季昭華老師(台湾在住)をお迎えしての交流会

 2023年3月18日、日本を訪れていた季氏八極拳伝人、季昭華老師(台湾在住)をお迎えして交流会を行ないました。参加者は当会の仲間の他、ご自身の他練習会で中国武術の研究、練習に取り組まれている古い友人達の合わせて10名でした。

 ここ数年、コロナウイルスの流行で外国との行き来も制限されてましたので、季昭華老師とお会いしたのは、2019年に行なった「第一回日本国際螳螂拳交流論壇」以来です。

 中国の武術は日本の武術と考え方も風格も大きく異なります。更には、例えば「走」を現代の日本人は「走る」ととらえますが、中国人は「行く」ととらえる等、言葉をはじめとしてその感性も大きく異なるのです。しかし学ぶに当たっては、良い武術を実際に見て、その雰囲気を感じなければならないのは日本の武術も中国の武術も同じで、オンラインでは学ぶことのできない面白さだと考えます。その意味でも今回は、季昭華老師に大変勉強させていただきました。

 交流内容は、全員の表演後に季老師が自ら季氏八極拳小架を改めて演じてくださり、その後、理論と用法をご説明頂きました。また参加者からの質問にも丁寧に答えて頂くといった、短時間でしたが大変意義のある交流をさせて頂くことが出来ました。

 八極拳は河北省で発展を遂げ、螳螂拳は河北と隣合う山東省で発展を遂げました。その拳門の風格は大きく異なりますが、共に短打を得意とし、短い距離で発力を行なう点で共通しています。

 交流会の様子を季老師の許可を頂き、以下にアップしました。中国の伝統武術の持つ面白さが十分に解って頂けると思います。

集合写真

1995年、青島での練習動画

「摔捋」という相対練習套路です。
右には、王家太極螳螂拳傳人の王元亮師父が座っていて、指導頂いている風景です。
太極螳螂拳では摔捋は演練套路でも伝わっていますが、この相対練習との関連は分かりません。
参考比較として92年訪問時に、蓬莱の学生が演練した摔捋を合わせて掲載します。