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Archive for '螳螂拳の研究'

螳螂拳創始伝説その三

 螳螂拳の創始人、王朗という者、山東即墨王龍堡の人なり。その父、名は王滿堂、家資は滿貫、良田は千頃(十万畝)たり。その人となり、性情は人に厚く、誠実たり。ただその一生に僅かに一子のみを授かる。すなわちその子が、王朗なり。 […]

螳螂拳創始伝説その二

 明末、魯の人、王朗、少林寺に於いて武を学ぶ。藝成りて遊に出づるに、單通という者に遇う。單通、その身は天生の通臂たり、その臂は左右相通ずるにあたう。二人技を較べるに三日三晩あり、されども王の技、單通の身に及ばざる。  王 […]

螳螂拳創始伝説その一

 朱明の末葉、山東人の王朗という者あり。国の乱れを目にし、時に献身報国を思えども、やるかたなく、河南嵩山少林に身を投じ、藝を習わんとする。清兵が關に入り、王もまた単身、難に赴くが、内奸売国の者に阻まれ、用を得ざる。国が滅 […]